2014年04月06日

足利義政と足利義視

(チラ裏シリーズ)

こんにちは、『チラ裏人物記』第三弾は
天下お騒がせ足利兄弟、義政義視(よしみ)です。


足利義政    足利義視
(※2015.5.7リメイク)


この二人の人物像については
本サイト『2-6』以降を読んで頂ければ
だいたい想像が付くと思いますので、ここでは省略します。
ま、上の画像だけでも、言いたい事はほぼ伝わっていると思います。


義政は、なんかもうため息が聞こえてきそうですね。
まあでも、無責任だ!と一概に責めないでやって下さい。
公方ってのは想像以上に大変なものなのです。
特に、義政の時代は近臣のドロドロ感がMAXでしたから
ある意味、天下の全ストレスを一手に引き受けてくれていた
とも言えるのです。
だいたい、いきなり今日から義政やれとか言われたらどうします?
嫌でしょ?

 義政「俺もやだよwwww」

とは言え、この "義政の憂鬱"
現在の茶道の作法に多大な影響を与える事になるのです。
な、なんだってーー!!?
ってか "あれ" はお前のせいだったのか!!
ま、続きはまた今度。


さて、義視
正義に目が眩んでいる間は、コケても痛さを感じそうにありませんね。
ってかたぶん
この人は自分がコケたなんてこれっぽちも思ってないですよ。
あんな散々な目にあったら、普通は心が挫けます。
それどころか、コケればコケるほどバージョンアップしていくし。



ところで、この兄弟の構図
ちょっと尊氏直義兄弟に似ていると感じた方もいるでしょう。
尊氏義政は、結構自分の事で悩みを抱える性格だし
直義義視は、自分そっちのけで天下の事しか愛せない
典型的なムロマチスト
しかもコケるのはいつも後者
ただ、尊氏と直義の結末は、"胸が張り裂ける悲劇" なのに対して
義政と義視については
"腹がよじれる喜劇" みたいな所が無きにしも非ずですが。

(※ただし、「自分の事で悩みを抱える…」と言っても
 尊氏が抱えていた悩みは
 ちょっと想像が付かないほどの大きな悩みです。
 それを隠す為に「自分ひとりで抱え込んでいた」、という感じです。
 どうやら尊氏は、相当重い「天命」を背負いながら
 天下の為に生きていたらしい…
 という事に、最近気付きました。
 少なくとも、義政と性格的に似てるって事はありませんでした。
 ごめんw
 ―――2015.4.1追記 )




ちなみに、直義の最期についてはいくつかの説があって真相は謎であり
人によって見解が分かれています。
私の思う所は、またいつか改めて述べる予定ですが
ざっと結論だけ言っときますと

 「直義の服毒も、それを隠して表面上は病死としたのも
  すべては尊氏と直義の合意があってのものであり
  それは、それが擾乱を終わらせる唯一の方法だったから」

だと考えています。
あーもう、この辺は考えるだけで泣けてくるからもう嫌だww

(…と、これまでは思っていたのですが
 最近、真相はそうではない(というか全然違うw)
 という事に気付いてしまいました。
 近いうち解説したいと思いますが
 事実は小説よりも…百倍悲しかった (´;ω;`)
 ―――2014.11.18追記 )



最後に、義教はどっちタイプか?と言う事ですが
おそらく…両者が融合しています。
一見、直義義視属性のようでいて、
花押の書き方(デザインではなくて)に尊氏との共通点があったり
(この花押の話はまたいずれ)
それから、義政の『東山文化』は
実は義教によって基礎が築かれたものなのです。
文化センス抜群ですよ、義教は。

足利家の将軍ってのは、一人の人間として生まれてくると
スペック高過ぎで常人の理解を超えてしまうらしい。
それじゃあ、次は兄弟で…と改善策を講じたら
時代がすっかり天狗化してたばっかりに
義政義視も、もはや天狗展開を避ける事が出来なかった。
ああ、義教の結界さえあればこんな事には! くっ!(妄想中)


ところでこの兄弟、実は重要なのがもう一人加わります。
次回、足利三兄弟!!
もうこれ以上笑わせないで下さい。



posted by 本サイト管理人 at 15:27| Comment(0) | ★チラ裏人物記
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